競技ルール

2016年に一般社団法人NOWSの主催する大会における競技ルールをまとめましたので、ご確認下さい。

NOWS競技ルール

1. FINAのOWSルール(下記参照)を基本とし、以下の独自ルールを適用する。

2. 個人種目は男女別総合6位までを表彰する。

3. 各大会において事前申し込み参加者総数が300名を超える場合には、個人種目の年代別表彰を5歳刻みで行う。

4. 300名に達しない大会は10歳刻みで年代別表彰を行う。

5. 参加者は本人直筆の日付ならびに署名入りの参加誓約書を提出しなければならない。

6. 未成年者は親権者直筆の日付ならびに署名入りの参加同意書(様式自由)を提出することで大会に参加することができる。

7. OWS初参加者は集団泳又は事前練習会へ参加しなければならない。

8. 大会の特徴に応じて、大会特別ルールを適用することがある。特別ルールは大会要項に明記する。

9. 大会要項で特に指定の無い限り、着順レースとする。ゴールを陸上に設置した場合には、ゴール前にあらかじめ設けられた範囲において足が付き、上半身が水面よりも上がった時点で着順が判断され、それ以降の追い抜きは失格とする。

10. 着用する水着に制限をしない。浮力のあるウェットスーツは原則として非推奨とする。

11. 安全面の配慮からブイやライフガード等へつかまっての一時的な休憩を認めるが、ほぼ全身が水面から上がる形での休憩は失格とする。

12. 制限時間はあらかじめ大会要項で定められた時間とする。

13. 水温が18℃以下または32℃以上の場合は大会を実施しない。水温が22℃以下の場合には保温性のあるウェットスーツの着用を認める。ただし、OWSの大会または海練習等で着慣れている体格にあったウェットスーツであること、及びウェットスーツ無しでも出場する種目の距離を完泳する泳力があることを条件とする。

FINA Rules

詳細ルールはFINAのサイト上(http://www.fina.org/H2O/)でご確認下さい。
以下、大会参加者に特に重要と思われるOWSに関係するルールを抜粋します。

1. OWS競技会の参加者は14歳以上とする。年齢は大会開催年の12月31日時点のものを利用する。(OWS1.2)

2. スタートは固定された台上、または泳ぐ為に十分な深さの場所に立った位置から、スタートの合図でスタートする。(OWS4.1)

3. 妨害や故意による接触、ペーシングまたはスリップストリームにより、不公平な利点を得ている競技者は、審判長またはレフェリーにより注意または失格を宣言されることがある。(OWS4.8, OWS6.2, OWS6.3.1)

4. 競技中に海底等に足がついても失格にはならないが、歩いたり、ジャンプしたりしてはならない。(OWS6.6)

5. 競技中にあらゆる固定または浮具から支援を受けた場合は失格となる。ライフガード等による補助も失格となる。(OWS6.7)

6. 競技者は、スピード、持久力または浮力を高めるような装置を利用してはならない。ゴーグル、最大2枚のスイムキャップ、耳栓、鼻栓の利用は可とする。(OWS6.9)

7. 制限時間は1位の競技者から5kmあたり15分以内とし、制限時間内にゴールできなかった競技者は退水処分となる。審判長が認めた場合はゴールまで泳ぐことが可能であるが、記録や順位は認められない。(OWS6.16)

8. マイクロチップを利用する大会において、途中でマイクロチップを紛失しゴールした場合は失格とする。(OWS7.2.2)

9. 水着は首、肩より先、足首より先を覆わない形状で、FINAで認めたもののみが利用できる。(BL8.4)