事故報告

2013年9月1日に開催されました「若狭路オープンウォータースイミング2013」(NOWS共催)におきまして、選手のお一人がお亡くなりになりました。
亡くなられた方とご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げますとともに、参加者をはじめ本大会を楽しみにしておられた皆様には多大なご迷惑をおかけして申し訳ありません。

死亡された方は、ゴール10m手前で、意識がなくなり、動きが止まっていたため、早急にライフガードが救助艇に引き上げ、心肺蘇生およびAEDを繰り返し行いました。救急車到着までの間、船上から港まで、絶え間なく心肺蘇生、AEDを継続しましたが搬送先の病院でお亡くなりになられました。

当日の安全体制に関しましては、監視艇9艇、巡回船3艇、先導船1艇、ガード(ボード)10名、ジェット2艇が海上で監視し、本部には、看護師1名(緊急時には、敦賀三方消防署への協力要請済み)という体制でレースを実施しました。

このような状況(当該レースには、96名が参加しており、監視は、約4名あたりに対し1人(艇))の中での事故という事で、本当に残念でなりません。安全には終わりがないことを我々関係者一同も再認識し、それと同時に選手の皆様には、レースに参加する際に、再度、自己責任における健康管理・体調管理をお願いしたいと思います。

尚、その後のレースは事故が起こった事と天候が悪化してきたため、中止とさせて頂きました。御参加戴きました皆様には、大変、ご迷惑をお掛けしてしまい関係者一同、心よりお詫び申し上げます。

このたびの事故に至った原因・要因を早急に検証し、今後このような事故が二度と起こらないように、関係者一同で今後の対策を考えていきたいと思っております。

9月2日、3日のお通夜と告別式には、実行委員会とNOWSの代表が参列させて頂きました。
改めまして、故人のご冥福をお祈り致します。


On 9月 7th, 2013, posted in: ニュース, 全ニュース by
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