リレー種目に初心者、低い泳力の方多いって本当?

先日実施させて頂いたアンケートで頂いたご質問に対して、順不同にはなりますが、NOWSとして回答をさせて頂きます。

一例になりますが、2014年の三浦スイカ大会のリレーの結果をご覧ください。

早い選手は5分台で戻ってくる方がいるかと思えば、遅い方には10分、中には15分を越えている方もおられます。さらに、チーム戦ですので、回りのチームメイトの迷惑にならないように、自分の能力よりも無理をしてしまう方が出てきやすい種目であると認識しております。泳力のある方でも、無理をして泳ぐ状況は、リラックスして泳ぐ状況より、さらに危険性は高いと考えます。

リレーチームを作るとき、普通の状況を考えてください。今3人目まで集まりました。あと一人足りません。そういう時に、能力の高い人に声をかけることはありません。なぜなら、もう集まった3人が早いからです。そうすると、残りの1人は、多少泳力が低くても、残りの3人が頑張れば大丈夫。こんな心理が働きます。

みなさん、個人種目よりはずっと短いし、僕らが頑張るから大丈夫。そう言ってOWSのリレーに気軽に仲間を誘っていませんか?

従いまして、そもそも個人種目よりも団体種目のほうが、危険な種目であります。これがリレーが危険であり、安全な時間帯にもっていかなければならない理由です。

個人種目に出場できる能力の仲間が集まってリレーに出て頂く、これなら安全性はぐっと上がります。なぜなら、もうすでにリレーの距離も何倍も泳げる方ばかりだからです。

今後は、個人種目に出場経験の無い方にはリレー種目を勧めず、まずは個人種目で経験を積んでから、それからリレーにも参加すれば、もっと一緒に盛り上がる、それが大会の安全につながる、という意識を参加者の皆様にも取って頂ければ幸いです。

リレーの初心者参加禁止条項、来年度より導入するか、現在素案作成中です。できましたら、広く一般の皆様から、ご意見を聞かせて頂きたいと思います。参考にして、理事会で検討頂く際の参考資料とさせて頂きます。

NOWSアンケート リレー初心者禁止条項について

以上、ご協力のお願いになります。どうぞよろしくお願い致します。

業務改善WG


On 6月 13th, 2016, posted in: ニュース, 全ニュース, 安全教育 by
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