【特集】 OWSとトライアスロンのスイムの相違点4

オープンウォータースイミング(OWS)とトライアスロンのスイム、似てますけど比較してみると結構違います。この違いを理解してOWSを楽しんで頂けるように、数回に分けてその違いについて特集記事にしてみたいと思います。

第4回目のお題は「コースの作り方の違い その2」です。

第1回:コースの作り方の違い
第2回:ウェットスーツの扱いの違い
第3回:スタート・ゴールの違い

特集記事の1回目でも書きましたが、トライアスロンのスイムとOWSではコースの示し方が違います。もう一つ、大きな違いは事前にコースがきちんと決まっているかどうかです。トライアスロンではコース図がはっきりしていることが多いですよね。一方オープンウォータースイミングの場合には距離の指定だけがあって、ブイをこのように打ちますという図が明記されていない大会が結構あることに気づかれていますでしょうか?

NOWSでも事前にコースの図は原則お示しをしておりません。これはサボっているわけではなくてちゃんと理由があります。同じ会場、同じ時期であってもその日の風向きや天候によって海の状況は様々に変化します。時間帯によっても潮の流れの方向が変化したりもします。そのためNOWSでは、時々刻々と変化する海の状況を見て、ライフガードの方々と相談をしながら参加者が安全に岸まで戻って来やすいようにブイの位置を調整したり、右回りにするか左回りにするかを決めているので、レース直前までコースが決められないのです。

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そのため当日、召集時でのコース説明にどうしてもなってしまいます。皆さん、間違った方向に向かって泳がないように召集の時にはしっかりとコースについての説明を聞いて下さいね。

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On 3月 14th, 2015, posted in: ニュース, 全ニュース, 特集 by
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