オープンウォータースイミング(OWS)やトライアスロンは海や湖などの自然の中で泳ぐ競技ですから危険も伴います。そこで数回にわたって安全にOWSを楽しむための知識や道具、機材等をご紹介しようと思います。
第10回目は「目立つキャップ」です。
【特集】第9回「着慣れた水着」
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OWS等に参加するときに、ほとんどの大会ではかなり目立つ色のキャップを着用するように指定されていると思います。お気に入りの色のキャップがある方もいるとおもいますが、このキャップには安全上とても重要な意味があります。
広い海で多くの人が泳いでいるときに、少し離れた位置にいるライフガードから見えるのは水面上に出ている部分だけです。クロールで手が水面よりも上がっていればもちろんわかりますが、平泳ぎだと頭だけしか見えないことも。ただどんな泳ぎ方でも、頭はほぼ常に水面より上にありますので、水着よりもキャップに目立つ色がついていたほうが視認性はぐっと上がり、ライフガード等の監視者はその場所に選手がいることを把握できます。
海練習をする際にも、ライフガードが位置を把握できるように、「ここにいますよ」を伝える目立つキャップを着用するようにしてくださいね。
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