オープンウォータースイミング(OWS)やトライアスロンは海や湖などの自然の中で泳ぐ競技ですから危険も伴います。そこで数回にわたって安全にOWSを楽しむための知識や道具、機材等をご紹介しようと思います。
第5回目は「身に着けて泳いで良いもの、ダメなもの」です。
【特集】OWS等を安全に楽しむために:1
【特集】OWS等を安全に楽しむために:2
【特集】OWS等を安全に楽しむために:3
【特集】OWS等を安全に楽しむために:4
OWSで身に着けて泳いで良いもの、いけないもの、把握されていますか?日本水泳連盟のオープンウォータースイミング競技規則には下記のように記載されています。
「11 競技者は、スピード、持久性、浮力を高めるような装置を使用もしくは着用してはならない。公認の水着、ゴーグル、2 枚以下のキャップ、ノーズクリップおよび耳栓の使用は可とする。(OWS6.10)」
「12 競技者は、グリースもしくはその種の物質を使用することが出来るが、レフリーの判断により過度の使用にならないことを条件とする。(OWS6.11)」
良く問題になるのが腕時計です。長い距離を泳ぐため、利用したくなる気持ちはよくわかりますが、プールでの競泳と違ってOWSではコースロープがありませんので、意図せず他の人とぶつかってしまうことはあります。そういう時に怪我の元になるような角のある大きな腕時計は身に着けないでください。大きなアクセサリーも危険になりそうなものは外しましょう。
一方でOWS初心者の方にわかりにくいのが「グリース等」。肌同士や水着と肌が擦れて傷になるのを防ぐためのワセリンや日焼け止め、クラゲ避けのクリームなど、選手の怪我等を防止する目的の物は認められます。ただ使ってよいかどうかの判断はルールにもあるようにレフェリー次第となっていますので、事前に主催者に確認をして利用するようにしましょう。
各大会ともに事前に説明会等で質疑応答の機会があると思います。悩むことわからないことはしっかりと確認をしてレースに参加するようにしましょうね。
NOWSでは随時質問を受け付けしております。info@n-ows.jpまでお気軽にお問い合わせください。
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第4回目は「ゴーグルの数」です。
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少しこれまでとは話題を変えて、道具についていくつか紹介をしていきたいと思います。まずは泳ぐ時には必ずと言って良いほど必要なゴーグルです。ちなみに皆さん、ゴーグルって何個持ってますか?お気に入り色のもの一つだけ、という方も結構いるのではないでしょうか?
OWSとトライアスロンのスイムの相違点の特集記事でも解説しましたが、OWSではブイのみでコースを作ることが多く、ブイとブイの間が数100m先、時には1km先ということも。そのため、視界の広いゴーグルを使って泳ぐ方向や目標をしっかりと目で見て泳ぐことが大事です。快晴の時にクリアゴーグルをしてたら海面がまぶしくて良く見えないこともありますし、逆に雨で薄暗い時にスモークゴーグルでは暗くてやはり目標が見えません。ですので、レースを開催する時の天候に応じて付け替えられるように、複数持参するようにすると安心ですね。
ちなみに、ミラーレンズも格好が良いですが、ライフガードは目を見て選手の体調を判断するため、時にはミラーレンズだと目を見るために外してくださいと言われることがあります。
なお、今年もNOWS主催大会にはSWANSブランドでお馴染みの山本光学株式会社様より特別協賛を頂けることになりました。また大会当日の出店もご検討頂いております。厚く御礼申し上げます。SWANSブランドではOWS向けのゴーグルを販売されております。下記バナーのリンク先中ほどにOWS向けのゴーグルがありますので、普通のゴーグルと何が違うのか、どんな特徴があるのか、ぜひ一度ご覧ください。
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第3回目は「自然を楽しむ大きな心」です。
【特集】OWS等を安全に楽しむために:1
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OWSは海や湖など自然の中で行う競技ですので、当然のように天候や自然に左右されます。暑かったり寒かったりは当たり前。波の高さや潮の流れなどコース取りの工夫をして泳ぎやすいよう運営側も頭を振り絞ってはみますが相手は自然。どうしても取り除ききれないものは沢山発生します。雨で視界が少し悪くなったり、時にはくらげの大群に遭遇したりもします。
でも、だからこそOWSは面白いのです。プールでの競泳とは全く異なり、同じ会場でも年によって全く違う顔を見せてくれます。だからこそ何度出ても同じ条件に出会うことはほとんど無く、新鮮な気持ちで泳ぐことができます。自然相手ですからそういう違いもひっくるめて、「自然の中を泳ぐことを楽しもう」という大きな気持ちを持って大会に参加することが安全にもつながります。
OWSは優勝した人、完泳した人だけが楽しさを味わえる競技ではありません。安全に陸に戻ってくることが大事なのであって、「もう十分に自然を満喫したな」と思ったら無理をせずにライフガードに助けてもらう、これもOWSの楽しみ方の一つです。大丈夫、きっと来年はもっと優しい海があなたの再チャレンジを待ってます。
前記事での自己救助法の「ういてまて」と、完泳する力を身につけた上で、大会当日は「自然を楽しむ大きな心」をもって参加してくださいね。
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第2回目は「プールでの練習」です。
OWS等に出る人たちも今の時期のメインの練習場所はやっぱり室内プールですよね。特にこれからOWSを始めようと思っている方には、このプールでの練習の時に、ぜひ一度はやっておいて頂きたい練習があります。
それは「ゆっくりでもよいので出場するレースの距離の1.3倍以上の距離を連続して泳ぐ」ことです。OWSは波があったり流れがあったり、ブイの位置がわからなくなったりといろいろな理由で思ったとおりに真っ直ぐ泳ぐことができません。もちろんプールのように壁を蹴って進むこともできません。OWSでは例えコースが1kmの設定だったとしても、それはブイを結んだ直線距離での話。実際に選手が泳ぐ距離はそれ以上になることがほとんどです。なので、設定された距離よりもかなり余裕を持たせた距離が問題なく泳げるようになっておくことがとても大事です。
泳ぎきれないかもという恐怖心を持ったままレースに出場し、足がつったりゴーグルに水が入ったりしたらそれこそパニックになり大事故につながりかねません。多少コースアウトしても何をしても、遅くたって私は完泳できる力を持っているんだという自信を持って海に出て行けば、足がつかない海で泳ぐことへの恐怖心も和らぎます。安全にOWSを楽しむために、自信を持ってレースに参加できるよう、今のうちからプールでもしっかりと練習を積んでおきましょうね。
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第1回目は「UITEMATE」です。
この言葉、テレビや新聞等で何度も紹介がされているので、ご存知の方が多いかもしれません。水難事故が起きたときに多くの方がこの言葉を実践して助かっているという実績があり、OWS等でもとても大事です。
まず、人は水に浮きます。よほどの筋肉質の方(ボディービルダー等)でなければ比重の関係で多くの人は水に浮きます。海水は比重が大きいので、なおさら人は浮きます。もしできれば事前に浮力を体感する為にも、プールなどの監視の目のある所で相談をした上で、じっとしたまま水に潜る(沈む)練習をしてみてください。人が水中に沈み続ける、というのは思うほど簡単なことではないことが実感できると思います。
溺れると思ったときには助かろうと水中で立ち泳ぎの形で足や手をバタバタさせてしまいがち。でもそうすると体力も奪われますし、呼吸が続かず、口や鼻が水面近くになるので水を飲む可能性もぐっと上がります。声をあげるのも簡単ではありません。
逆に背泳ぎの形で大の字になって力を抜く。顔が上を向くので、声も出せますし、水を飲んでしまう可能性がぐっと減ります。OWS等のレースの場合、この形で浮いていれば近くのライフガードが必ずみつけて飛んで来ます。OWSを楽しむときには、自らの力で自分の身を守る「UITEMATE」をぜひ覚えておいてくださいね。
以下は過去の関連記事です。あわせてぜひご覧ください。
溺れそうになったらこの動画を思い出してください
溺れそうになった時はぜひ思い出して下さい
UITEMATEはOWSでも重要な自己救助法です
続きの記事はこちら
【特集】OWS等を安全に楽しむために:2
オープンウォータースイミング(OWS)とトライアスロンのスイム、似てますけど比較してみると結構違います。この違いを理解してOWSを楽しんで頂けるように、数回に分けてその違いについて特集記事にしてみたいと思います。
第5回目のお題は「浮遊物から受ける補助に関する違い」です。
第1回:コースの作り方の違い
第2回:ウェットスーツの扱いの違い
第3回:スタート・ゴールの違い
第4回:コースの作り方の違い その2
泳いでいてゴーグルに水が入った、足がつった、疲れたなどの理由で浮いているブイにつかまる。もしくはライフガードにちょっと助けてもらう。ありますよね。これもトライアスロンとOWSでは厳密にはルールが違います。今回も参考にしたのは参考にしたのは日本水泳連盟のオープンウォータースイミング競技規則と日本トライアスロン連合の競技規則です。
OWSでは
「第6条7 競技者はあらゆる固定もしくは浮き装置から支援を得てはならない。また競技者は故意に選手伴走船に触れたり、触れられてはならない。(OWS6.7)」
「第6条8 明らかに競技続行困難な状況にある競技者への医事救護員らによる医療行為も、失格処分にあたる。(OWS6.7.1)」
とあり公式ルールはかなり厳しいルールとなってます。一方、トライアスロンでは
「第53条 危険回避や体調保全のため、競技を一時停止してブイ、コースロープ、フロート類及び停止中のボートにつかまるなどの方法により小休止をとることができる。ただし、これらを利用して推進することを禁止する。」
とあり、OWSよりもかなり優しくなっています。これも水泳が若干苦手な方も参加する、というトライアスロンの競技特性ですね。
NOWSの場合は、ファンスイマーが多く参加されていることを踏まえまして、競技ルールにてトライアスロンのルールにほぼ近いルールを定めて運用をしています。
「11. 安全面の配慮からブイやライフガード等へつかまっての一時的な休憩を認めるが、ほぼ全身が水面から上がる形での休憩は失格とする。」
同じOWSの中でも全ての大会でルールが同じではありません。主催団体によってもそれぞれルールが異なります。国体や国際大会などのトップ選手のレースと市民レースでも当然ルールが違うのです。OWSの大会に参加する際にはその大会ではどんなルールになっているのかな?というのをしっかりと把握して理解をし、安全にOWSを楽しんで頂ければと思います。
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第4回目のお題は「コースの作り方の違い その2」です。
第1回:コースの作り方の違い
第2回:ウェットスーツの扱いの違い
第3回:スタート・ゴールの違い
特集記事の1回目でも書きましたが、トライアスロンのスイムとOWSではコースの示し方が違います。もう一つ、大きな違いは事前にコースがきちんと決まっているかどうかです。トライアスロンではコース図がはっきりしていることが多いですよね。一方オープンウォータースイミングの場合には距離の指定だけがあって、ブイをこのように打ちますという図が明記されていない大会が結構あることに気づかれていますでしょうか?
NOWSでも事前にコースの図は原則お示しをしておりません。これはサボっているわけではなくてちゃんと理由があります。同じ会場、同じ時期であってもその日の風向きや天候によって海の状況は様々に変化します。時間帯によっても潮の流れの方向が変化したりもします。そのためNOWSでは、時々刻々と変化する海の状況を見て、ライフガードの方々と相談をしながら参加者が安全に岸まで戻って来やすいようにブイの位置を調整したり、右回りにするか左回りにするかを決めているので、レース直前までコースが決められないのです。
そのため当日、召集時でのコース説明にどうしてもなってしまいます。皆さん、間違った方向に向かって泳がないように召集の時にはしっかりとコースについての説明を聞いて下さいね。
read more石垣島OWS大会2015のポスターやリーフをご覧になった方の中には気づかれた方がいるかもしれませんが、新しくLINE@からも大会情報を得ることができるようになりました。
今のところ画像のように大会会場の場所を話しかけると自動応答でリンクが届きます。応答するキーワードを順次増やしていきたいと思いますので、時々いろいろな単語で話しかけてみてくださいねー
登録はこちらのQRコードか@nowsを検索して追加してください。ご利用お待ちしています。

こちらもお待たせしました。石垣島OWS大会2015のポスター(A2)ならびにリーフレットが完成いたしました。このポスター・リーフを掲示・配布をして頂けるNOWSサポーターを大募集しております。希望枚数と送り先をinfo@n-ows.jpまでご連絡ください。ご連絡をお待ちしております。
20150313 リンク切れを修正しました。申し訳ありませんでした。
read more公式ツアーの発表を心待ちにされていた皆様、大変お待たせいたしました。石垣島OWS大会2015公式ツアーページが近畿日本ツーリストサイト内にオープン致しました。ツアーを利用しての大会参加も心よりお待ちしております。
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